虫の音の変化に夏の終わりを感じる今日この頃。みなさんの地域はどうですか?小豆島は日中はまだ暑さが残りますが、朝晩はすっかり涼しくなってきました。
5月に島に引っ越してきて、ひと夏をこちらで過ごしました。
大阪市内にいた時は、まとわりつくようなジトッとした暑さが嫌で、好きでもないクーラーを四六時中つけて、屋内にこもって過ごしていました。外に出るのは移動の時くらい。年を重ねれば重ねる程、夏が苦手になっている気が…笑
今回は、そんな私がこちらに来て感じた「小豆島の夏 5選」をお届けします。(独断と偏見でいっぱいなので、どうぞご理解くださいね。)
①暑さの種類が都会と違う
もちろん暑いは暑いのですが、コンクリートや高い建物がないからなのか、まとわりつくジトッとした暑さではなく、照り付ける焦げるような暑さでした。私はこちらの方が身体が楽なように感じて、良いなぁと思っています。
②夏は自然が美しい
ちょっと買い物に行く時にも、青々と揺れる田園風景や、キラキラ光る海を横目にドライブできるのがとても豊かです。時間に余裕がある時は、途中で車を停めてちょこっと釣りと海水浴、なんてこともできちゃう。魚が釣れなくたって、海岸でヤドカリやカニを観察したり、小魚を手で捕まえようと奮闘するだけでもとっても楽しい時間になります。びちょびちょになったって、また車に乗りこんで家に帰ってシャワーを浴びればいいんです。そんな気軽さも、とても好きでした。
ただ、もちろんいいことばかりな訳ないですよね…笑
③夏の雑草と虫の生命力、やばい!笑
我が家にはお庭があるのですが、夏になってからの雑草の成長スピードにはびっくり!茶色かったはずのお庭が、見る見るうちに緑色に染まって衝撃を受けました。これはいかんと意を決して空調服を購入し、意気込んで庭に飛び出した私を待っていた次の試練は…蚊。虫よけスプレーや蚊取り線香では太刀打ちできない、とんでもない蚊の勢いに、完敗でした…
そんなこんなで、まだまだ雑草が生い茂った我が家のお庭…。涼しくなってきたので、そろそろ本腰入れて綺麗にしなさい…と自分に言い聞かせる今日この頃です。
そんな残念な私とは裏腹に…
④夏野菜が安い・“食べ助け”の文化が素敵
スーパーや商店に並ぶ、地元で採れた夏野菜が、安くて、とてもおいしい!キュウリ、ピーマン、トマト、オクラ、ナス等…毎日お腹いっぱいいただきました。ご近所さんや友人も沢山おすそ分けを持ってきてくれて、我が家のリフォームを担ってくれた設備工さんは「祝リフォーム」と手書きしたすいかを抱えて持ってきてくれたり(笑)
庭の雑草や虫で音を上げる私とは裏腹に、美味しい野菜を育て、周りにまで気を配れる島のみなさん。頭が上がりません…感謝…
最後にもう一つ、観光地ならではの小豆島のいいところ。
⑤ご当地アイスがいっぱいある
甘党の私にとっては、出先でいろんなアイスに出会えるのはとても嬉しいこと。個人的には、オリーブ公園のオリーブサイダーフロートと、井上誠耕園さんのみかんソフトクリームが、特にお気に入り。みなさんにもぜひ食べてほしい!そして、食べたことのないものがまだ沢山あるので、これから気合を入れて食べ進めようと思います。
小豆島で過ごした初めての夏。
必要なものは揃っていて、選択肢が多すぎない。
作り手を身近に感じ、一つひとつを丁寧に味わえる。
そんな小豆島の暮らしが、今の私には丁度良くて、贅沢だなと感じます。
もうすぐ秋。初めての小豆島の秋は、どんな風に感じるのか…?今からとても楽しみです。