「小豆島・豊島 移住の手引き」セミナー開催しました!

移住イベント・活動

先日9月1日(木)、ふるさと回帰支援センターにて[小豆島・豊島 移住の手引き]セミナーを3年ぶりに開催しました。
NPO法人トティエが設立した2016年までは県などが主催する移住イベントや合同相談会への出展を行っていましたが、だんだんと企画・運営力が備わってきたことと併せて、相談件数の伸びや検討されている方から”小豆島・豊島の情報をもっと知りたい”というお声が増えてきたため、2017年から単独でのセミナー開催をすることになりました。
はじめた当初は「どれだけの人が来てくれるか…」と不安しかなかったですが、有り難いことに毎回30名近くの方に来ていただき、今回もまだまだコロナの影響がある中、27名の方にお越しいただきました。
3年ぶりに開催で改めて感じたのは、いろんな方と直接お会いしお話することの大切さ。
普段は、小豆島で”待っている”状態で、ご相談される方は検討段階が少し進み、移住先がいくつかに程度絞り込まれた段階の方が多いです。一方、今回のようなセミナーは地方移住を検討され始めた方や、移住についてはまだこれからだけど小豆島が好きだったり気になっている方もいらっしゃいます。そういった方々へ島ぐらしの魅力についてお伝えできるのは嬉しいことですし、そういった出会い・経験を通じて「こういった情報が足りていないな」「こういったサービスが必要かも」等の気付きもあります。

今回私は[仕事とお金]というパートを話しましたが、その中でテーマ以外にどうしてもお伝えしたかったことをも入れました。
移住の進め方を知る、それに不可欠な仕事やお金のことを考える。
それも大事なことですが、その前に「なぜ移住するのか」という『Why』をこの機会にぜひ見つけていただきたいと思っています。その解像度が高ければ高いほど、移住先のイメージが明確になりますし、後々「こんなはずじゃなかった」ということも少なくなります。
また、”移住は引越しと変わらない”という方もいらっしゃいますが、私はそうは思いません。独自解釈になりますが、移住とはその方その方がご自身の暮らしの質を上げたい、これを契機により良くしたいといった理想を追い求める手段の一つだと思っています。ここの部分を掘り下げると一本書けてしまいそうなので割愛しますが、いずれにしても移住したいと思う動機や小豆島・豊島を見つけていただくまでの心機をご自身で捉えて向き合っていただくことが何より重要で、それらを踏まえて[仕事とお金]を考えてみると、また違ったものになるのではないでしょうか。

今秋「小豆島人になってみるツアー」「空き家見学ツアー」と実際にお越しいただいて体験ができるプログラムをご用意しています。
現地に来て体感する時間の感覚や、人と話して感じることは、移住先を決定までの段階において最重要ですので、この機会にぜひお越しください!
小豆島で会いましょう!!

大塚 一歩

1975年東京都三鷹市生まれ。2012年4月に夫婦で香川県小豆島に移住。
島内企業へ就職後、2016年4月NPO法人トティエ理事就任、2017年4月より同事務局長兼任。現在、妻と長男、島で出会った保護犬と一緒に暮らしてます。

関連記事