船は良きもの

島への移住について

小豆島は架橋されていない完全離島ではありますが、高松まではフェリーでもほんの1時間。
あっという間に着く距離です。なので、住むのは小豆島でも仕事や学校は高松で、という方もおられます。
私も月1は高松へ行って、島では手に入らないもの(洋服や日用品など)を買ったり、街あるきを楽しんだりしています。
高松の街は都会すぎず、コンパクトで綺麗。そしてフェリーから降りたら、徒歩で市内中心部まで行けるところがとても気に入っています。都市部の電車と比べると交通費はかかるかもしれませんが、気軽に遊びにいくことができますよ~(片道700円/往復1,330円)

そしてこの1時間という距離を、遠いな…と感じる方もいるかもしれませんが、私にとっては、移動しながら大好きな瀬戸内海に浮かぶ島々を眺めることができる最高の時間です(頻繁に行かないからこそかもしれませんが)。
晴れた日には、船内から小さな島の集落までもはっきりと見渡すことができます。それらを見ていると、その地での暮らしを想像して、つくづく、色んな可能性、色んな選択肢があったんだな、と今更ながら気付いたりします。

移住を検討中の方は、もし時間的に余裕があるのであれば、気になるところは全部回って、時間をかけて自分にピッタリな移住先を見つけるのもおすすめです。どうしても小さな自治体は大々的な移住施策がしにくかったりしますので、ネットなどで情報を仕入れにくいこともあるかと思います。そういったところには実際に行ってみたり、役場などに直接コンタクトを取って話を聞いてみるのも良いかもしれないですね。
どんなところでも、その地に根付いた文化や風習等々を尊重して、馴染んでいける柔軟性のある方ならどこにいったって楽しく暮らしていけるのではないかと個人的には思います。

もちろん、色んな選択肢を検討したうえで、最終的に小豆島・豊島を選んでもらえたならとっても嬉しいです。

kana

2020年2月に単身移住。
現在は商業エリアからは離れた地域に住み、近くの畑での家庭菜園や稲作チャレンジなどをして島ぐらしを楽しんでます。

関連記事