Blooming in Shodoshima

島ぐらしダイアリー 島の休日

小豆島・豊島がある瀬戸内全域は”温暖”というイメージを持たれている方が多いと思います。私も冬はそんなに寒くはないだろうと思って越してきましたが、普通に寒いです(笑)。
例年は1月はそこそこ、2月が極寒という感じだったのですが、今年の1月は寒かった!
まさかあんなに寒くなると思わずかなり油断していたところへの年明けすぐの大寒波襲来で、運営しているシェアハウスの水道管が凍結するなど(今まではそんなことは無かったのに…)、ビックリ連発の今冬でした。ただ、2月に入ってからはそれほど寒の戻りはなく、会う人会う人「いつもより温かいなぁ~」と言うほどで、どっちが良いんやらって感じですね。
今年は”コロナ”もあって、心も少し萎縮してしまうような冬でしたが、気温が上がるにつれて、花々が島の景色を彩ります。梅、河津桜、常光寺桜、ミモザなどが2月下旬から順番に咲き、ピークはなんと言っても今週満開を迎えたソメイヨシノの開花。

小豆島の中には、いくつも桜のスポットがありますが、私たち家族のお気に入りは家からも近い「粟地ダム」の公園。ちょうど前日に越してきた家族と一緒に、桜を見ながらのんびりした時間が過ごせました。
子ども同士安心して遊ばせつつ、大人もリラックスして楽しめる。何でもない日常ですが、こんな雰囲気の場所があったり、島全体にこういった環境があるというのが本当にいいなぁ~と改めて感じています。
来年はマスクを取って、いろんな人たちと島各所の桜を見ることが出来ることを楽しみにしています。

大塚 一歩

1975年東京都三鷹市生まれ。2012年4月に夫婦で香川県小豆島に移住。
島内企業へ就職後、2016年4月NPO法人トティエ理事就任、2017年4月より同事務局長兼任。現在、妻と長男、島で出会った保護犬と一緒に暮らしてます。

関連記事