自然の恵みを感じながら暮らす

島ぐらしダイアリー 島の日常

自家製野菜のパスタ

今年の梅雨の短さにはビックリしつつ、少雨で農作物に影響が出ないか心配な今日このごろです。

こちらに越してから変わったのは、「雨」や自然との関わり方。
東京に住んでいたときは、通勤時間帯に雨が降ってないかというのはもちろん、週末の天気予報が雨マークだと「遊びに行けない、行けたとしても十分に楽しめない」というガッカリ感を引き起こす「雨=厄介な存在」でした。今思い返せばすごく自分本位の考え方ですね。
雨を忌み嫌うか、有り難いと思うかの一番の違いは、生産地との距離感なんだろうと思います。自分で作物を育てたり(細々とですが、毎年家庭菜園をしています)、生産者さんが近いと、冒頭で書いたような「雨が降ってないけど大丈夫かな」に繋がるはず。しかし、生産地から遠い都市部で毎回スーパーマーケットで野菜を買うような生活だと、「恵みの雨」という考え方はどうしても薄れてきます。
また、東京に住んでいたときは、野菜や魚の旬というのを知識としては知っていましたが、五感で感じられてはいなかったんだなぁ、と。小豆島に来てからは、一番美味しい旬、しかも採りたてのものを食べられる機会が増え、自分の体をつくる食材への関心も深まりました。
加えて、四季を感じながら生活できるというのが、(言葉にしにくいけど)良いなぁとしみじみ感じます。先程の野菜や魚といった食はもちろん、海や空の色・木々の彩り・風の匂いなどの自然の移り変わり、文化や行事・・すべてが四季や自然と調和しており、頭ではなく五感が満足できること、意識をしていないけど恩恵を受けていることが多々あるんだろうな、と。”コロナ”で感じたようなストレスも、自然が気付かないうちに吸収してくれてるのかもしれないと思いながら、日々生活しています。

雨が自分の中で厄介な存在で無くなったもう一つの要素しては、小豆地域の気候(+移動手段)も大きいと思います。年間降水日数は、東京(東京駅付近観測地点・2021年度)が105日、小豆島(内海観測地点・2021年度)が87日となっていて晴れの日が18日も多いということに加えて、移動がほぼ車ですので多少の雨なら傘をさす必要も無いため、傘の出動回数は年に5回あるか無いか。国内のビニール傘の年間販売数が約8,000万本と言われていますので、ムダな消費を少しでも減らせていること積み重ねも暮らしの自己肯定感を上げているのかな、と思っています。

ここまで、暮らしに関わる自然について書いてきましたが、島はどの季節も味わいがあって、そのシーズンでしかできないことが楽しめるので、どの季節が好きというのは個人的には選びにくい!
ただ、移住検討をされている方でこれから検討先に下見に行こうかなとお考えの方には、断然「夏」をおすすめします。
広い空、青い海というのは全国どこでもありますが、穏やかな海に囲まれた離島で、800mを超える高さからの絶景もあり、移住された方のお店も多数&もともとの賑わいや文化も豊か。なおかつアクセスも良くて、今年は芸術祭も開催されている、というのは小豆島だけです。
まだまだ”with コロナ”ではありますが、美しい景色や風土、面白い人たちにぜひ会いにきてもらえれば嬉しいです!!

3年ぶりに「小豆島・豊島 移住の手引き」セミナーを東京で開催します。
島からも行政の移住担当者、地域おこし協力隊、そして私たちと6名でお伺いしますので、ぜひお越しください!
◯ 日時 令和4年9月1日(木)18:30~20:00(開場18:00)
◯ 場所 有楽町・東京交通会館4F セミナースペースC・D
◯ お申込み  事前申込みが必要となりますので、下記リンクよりお申込みください
 https://forms.gle/sgJ6wHSHjL7gJZ7s6
※参加費無料
※定員30名(先着順)となっていますので、お早めにお申込みください。

大塚 一歩

1975年東京都三鷹市生まれ。2012年4月に夫婦で香川県小豆島に移住。
島内企業へ就職後、2016年4月NPO法人トティエ理事就任、2017年4月より同事務局長兼任。現在、妻と長男、島で出会った保護犬と一緒に暮らしてます。

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