よくあるご相談

条件にあった家が見つかりません

既存住宅の中から、理想を100%叶える家と出会うのはとても難しいです。加えて短期間であったり、「海が見える」「ペット可賃貸」等の特定条件があるなどすると更にハードルが上がります。
まずは、以下のように条件の整理をし、どこを妥協するか、どこが譲れないかのポイントを明確にしましょう。

  1. 住宅や周辺環境の理想条件をリストアップ
  2. 条件に重要度を付け、5つ以下の絶対条件にする
  3. その絶対条件に基づいて、物件を比較判定する

その上で、社会的な不確定要素も視野に入れながら、余裕を持った計画にしていきましょう。
最近では、最低限の条件を満たす物件に入居をしつつ、住みながら本来の理想の物件を探すという「島内二段階移住」をされる方も多くなっています。

移住を考えていますが、何から進めたらいいですか?

地方移住は、目的ではなくあくまで手段ですので、「どのような暮らしをしたいか、どのような環境を求めているか」を明確にしていただくことがスタートです。
ですので、まず初めに行うこととしては、いきなり移住先を探すことではなく、ご自身が今後の人生を歩んでいく上で、どのような価値観を大事にするのか、どのような暮らしをイメージされているのか、というのを明確にしたり、ご夫婦でリストアップして話したりすることをまず行ってください。
以前よりかは、地方移住に対するハードルは下がってきたと感じますが、都市部の生活と比べると大きく変わる部分が多いです。さらに、小豆島・豊島という島ぐらしとなると、島外とのアクセス、買い物等についても今までと同じようにはいきません。また、匿名性のある生活ができる都市部と比べて、地方での生活は人と人との距離が近いため、「自然が溢れる環境の中で、自分だけの生活を送る」ということは難しいでしょう。
そういった「違い」に遭遇することが多々出てもきますので、まずはご自身の今後の人生プランや、おおまかな方向性・イメージといった「軸」を持つということが非常に大事です。その上で、仕事・生活環境等、暮らしに直結し、なおかつご自身の優先度が高い(こだわりたい)要素の情報を当サイトだけではなく、自分の足と目で調べていくことが、将来的なミスマッチが回避できることに繋がります。
また、メディアの情報をみて、小豆島・豊島への来島経験がない方が、移住を検討するケースもあります。そういった方は、まず「暮らすかもしれない」という視点で、島をゆっくり巡ってみることを強くおすすめします。
ただし、全ての不安を取り除くほどの情報は得られませんので、「勢い」「踏ん切り」「決断」が必要な場面には遭遇します。それもご自身の性格や、過去の経験を振り返っていただいた上で、判断するにあたってどのぐらいの情報を必要とするのか、どのタイミングで決断するのか等が違ってきますので、焦らずマイペースで取り組んでいただければと思います。

移住の相談はどこにすればいいですか?

小豆島・豊島の行政区は2町あり、全域の移住相談を承っているのが、NPO法人トティエです。
また、町の担当課でも承っています。

  • NPO法人トティエ
    TEL 0879-82-1199
  • 小豆島町住まい政策課
    TEL   0879-82-7011
  • 土庄町企画財政課
    TEL   0879-62-7014 
  NPO法人トティエ 小豆島町 土庄町
移住全般の相談
行政が行う制度へのご質問 △(制度全般について) ◎(利用や適用に関する質問) ◎(利用や適用に関する質問)
空き家バンク新規利用申込 △(申請書の預かり・引渡し可) ◎(小豆島町のみ) ◎(土庄町のみ)
空き家バンク内見申込 ◎(小豆島町物件) ◎(土庄町物件)
島ぐらし体験施設申込 ◯(小豆島町施設) ◯(土庄町施設)
移住ガイドツアー申込
全般的な職の相談 土庄ハローワークへご相談ください

 

どういう人が移住に向いていますか?

小豆島・豊島には様々な方が移り住んでいますので、一概に言うことが難しいですが、共通点を挙げると

  • コミュニケーションがあり、人との交流を楽しめる方
  • 異なる価値観に対しての柔軟性や環境適応能力、他者への理解がある方
  • 人と出会う機会に向けて能動的に動ける方、好奇心がある方
  • お金以外の価値観を大事にしている方
  • 自然が好きな方、旅行好きな方
  • 「虫が見るのも嫌」という方ではないこと

こういった方が多いように思えます。

永住するつもりで移住しないとダメですか?

そんなことはありません。
どのタイミングでどこに住むかは個々人の権利ですし、定住・永住することだけが私たちが目指すことではありません。想いとしては、島に住んでいる間に島の魅力や人々と触れ合って、ポジティブに過ごしていただきたいと思っています。
また、人生の決断として、島を出るといった場合もポジティブな理由で出ていただきたい、と思っています。島を出たあとも、島の友達やお世話になった方に会いにまた来ていただきたい。
そういう関係性になれるのが理想だと考えています。