上下水道
島には汚水を処理する公共下水道は通っていないため、都市部とは排水処理方法が異なります。
都市との違い | 窓口 | |
水道 | 東京都と比べると少し料金高め。 井戸が使える場合もあります。 (生活用水として使う場合は要水質検査) |
香川県広域水道企業団 開栓の手続きはインターネットまたは小豆ブロック統括センター(池田保健センター内)で行えます。 |
下水道 | 公共下水道が敷設されていない。 処理方法はほとんどのお家で浄化槽もしくは汲み取りになります。 |
[浄化槽] 香川県浄化槽協会 島内保守点検業者 [汲み取り] 住民環境課(土庄町) 住民生活課(小豆島町) |
汚水処理の方法
種別 | 浄化槽 | 汲み取り | |
水洗 | 非水洗 | 簡易水洗 | |
処理 方法 |
①合併処理浄化槽 家庭から出る全ての水(し尿+生活雑排水)を浄化槽で処理します。新たに設置する場合は、町が費用の一部を補助します。 ②単独処理浄化槽 し尿のみ浄化槽で処理し、生活雑排水は水路にそのまま流します。 |
し尿を便槽に貯めて、定期的にバキュームカーによる汲み取りを行います。 いわゆるボットン便所。 |
処理方法は非水洗と同様ですが、少量の水とともに汚物を便槽に落下させることで衛生的かつ水洗式に近い使用感。便槽には汚物+汚水が貯まるので、汲み取りの頻度が高くなります。 |
費用
例 |
・法定点検 4,600円/年 ・保守点検 15,000円/年 ・槽清掃 30,000円/年 |
2,000円/月 | 3,500円/月
※使い方にかなり左右されます |
(1)浄化槽のしくみ (※図は環境省HPから抜粋)
いずれかの槽が埋設されています。マンホール蓋の数(合併=3つ、単独=2つ)で見分けられる場合もあります。単独浄化槽は、し尿以外の排水はそのまま水路を通って海に流れてしまうため、環境に良い合併浄化槽への転換を促進するため、両町ともに補助金制度(土庄町・小豆島町)が用意されています。
(例):5人槽 補助上限額:332,000 ※50~80万ほどの実費で転換可能
(2)汲み取りのしくみ
土庄町 | 地区ごとに決まった委託業者があります。 定期収集契約を結ぶか、都度依頼するかのどちらかになります。いずれにしても、最初の窓口は土庄町役場になります。 |
小豆島町 | 地区ごとに一斉収集日が定められています。 収集してほしい時は、家の外に旗(町から貸与)を掲げておく決まりになっています。 |